このブログの読者のみなさんはとても心優しい人ばかりです。
それでいつも上手に褒めてくださいます。
しかし、です。しかし、下手で苦手で……ということも実際はたくさんあるわけです。
食べ物の好き嫌いも当然ありますし、上手に料理できないものもあります。
失敗をのせても「失敗じゃないよ」と慰めていただき、本当の失敗が写真に表れていても見て見ぬふりして他の良いところを探してくださっているのだと思います。
感謝です。
そういう心遣い、気遣い、思い遣り、どの言葉で表現しても人の心は美しいなと感じています。
こんなギスギスした他者を批判したり攻撃したりビジネス的に冷たく人の心を切り捨てたりする生きづらい社会の中であっても、そういう美しい心を維持しながら日々を過ごしていらっしゃることに励まされ、諦めきらなくてよかったな、まだ生きていてもいいなと思うことができて、とても嬉しく思っています。
よもやま話の中の「好きなもの」の枠も日々のケア料理の紹介ばかりでずっと放置中ですが、今書いたことは「好きなもの」で書いてもよかったのかもしれません。
今日は下手なことや嫌いなことや上手くできないことについて「苦手なことと」いう枠組みを作って時々書いてみてもいいかなと思って、苦手なことについて書くつもりでキーを打ち始めましたから、苦手なことの話を書こうと思います。
苦手なことは、餃子を焼くこと。
毎回、不安です。緊張します。失敗するような気がしてドキドキします。
つまり、カリッと綺麗に焼きたい気持ちが強いのです。なかなか自分が目指す状態に焼けないから……。
理想を目指して市販チルド品でチャレンジする私です。
焼き餃子(市販チルド品)
添え野菜(レタス、モヤシ、トマト)
水菜の胡麻風味おひたしサムジャンのせ
胡麻豆腐(市販品)
ひよこ豆とヒジキと葉冥加のサラダ
糠漬け
ニラ玉スープ
白米ご飯2杯
これでも今まで一番上手くいった見た目ですが、理想からは程遠い。
私の理想はこういうYayoiさんが作る美しい「羽餃子 」です。
上手くいったと思ったのに、盛り付けて食べる時にはすでに湯気で羽部分がしんなり。
市販チルド品を使っているのは手抜きという点もありますが、手作り品よりパリッと焼きやすいものが多いからでもあります。
下手でも焼けるように作ってあるらしい。なのに、焼けないという……。
私の手作り餃子の焼き加減は毎度酷いものです。
焼き目が悪くて裏を向けられなくて表向きに盛り付けることもしばしば……。
料理担当は小学生の時からで、相当な回数の焼き餃子をしているはずなのに、全然上手にならない。
普通、お料理なんてものは何十回何百回と経験を重ねれば誰でもそこそこできるようになるはずなので、これは超がつくほど苦手なことなのだと思います。
パリッパリの羽餃子、食べてみたいです。