卵の値段が高騰したまま下がらなくなりました。物価高と鳥インフルエンザのダブルパンチということですが……。
今までも物価高はありましたし、鳥インフルエンザもありました。
何が違うのかというと、個人的にはそれにプラスしてのコロナと災害、不景気だと思います。
景気が回復、大手工業メーカーの生産量が戻りつつある、そして税収は増えて潤っているなど、いろいろ言われていますが、底辺層の日々の生活には無関係な話。
給料は増えませんし、給料のある人のほうが余程恵まれていて安定的な仕事の無い人、そもそも仕事の無い人など経済的に不安定な人の多いこと……。
物価が上がって量の消費は減り、売れないから更に値上げ。
卵の高値に慣れる人もいれば、慣れることができない程困窮している人も存在します。
私は慣れることができず、自分の足で行ける範囲で一番安く手に入るスーパーまで月に1、2回買いに行っています。買い控え、使うのも控えています。
他の食材が乏しく、卵好きの娘の体調が崩れた時に卵頼みとなるので、消費期限ギリギリまで温存しながらケチケチ使う今日この頃です。
消化吸収もきちんとしないし、バイトの疲労も溜まり、暑すぎてさらに喉を通らない夏のバイトに行く前の昼には、ころうどん(冷たいうどん)。
冷たいうどんと言っても、胃腸のためにほぼ常温です。氷は使わず、水だけでしめた麺に、まだ作りたてで冷めきっていないつゆです。
長芋の残りが少量でしたから、刻みました。ショリショリ食感がアクセントになり、トロッとツルツル入っていくのど越し感はモロヘイヤに助けてもらいます。
とにかく、栄養を取らせたい。これで、休憩もとれぬまま夜遅くまで働くことになっても、なんとか乗り切れるようにと願う感じです。
また、お昼をろくに食べることもできずに仕事に行って、休憩を取れずに水飲むだけで働いて帰る日もよくあります。
ほぼ夜中に食べるけれど、がっつり食べる体力も気力も無い。
そんな時には好物の酢飯と好物の卵で、卵だけの寿司丼。
私は昭和の人間なので、最終的に米(粥でもいい)が食べられたら何とかなるだろうという感覚が残っています。
私の娘ですから、下の娘も食い意地が張っておりまして、好きなものはお腹がいっぱいでも口が欲しいと言いますから、ふうふう苦しそうでも完食してくれます。
いいのか悪いのか……。
生き抜くためにはヘルスケアもメンタルケアも大切です。
まあ、この程度ならお隣さんと全く別料理でもさほど大きな負担ではありませんね。
炊きあがったご飯を娘の分だけ酢飯にして、卵を焼く。あとは切るだけ、盛るだけ。
簡単です。
私の体力は工夫で温存し、勉強会や何かで気力も維持しないといけません。
昨日も暑い中隣の県まで勉強会に、一昨日は午前は接骨院、午後は習い事のお試し。
私も相変わらず、自分と家族の「心身の安心安全な生活」を目指して戦う日々が続いています。