玉葱をたくさん使いたい時には、丸ごと使いが一番ですが、これも丸ごと1個ぐらい使っても大丈夫という料理です。
傷みかけの玉葱を前にして、あれこれ頭を悩ませることなく素直に料理。
「みんなが知っている」「定番の」「ありきたりの」「おきまりの」「日常の」「昔からの」などと表現される料理は美味しいからこそ、その位置づけにあるわけです。
堂々と行きましょう。
が……一つ問題。
折しも卵が高値です。
家計節約のためにオムレツといえども卵は少しケチりたい。
プリン体ゼロでタンパク質がしっかりとれる痛風ケアのお助け食材の鶏卵なのに。
物価高では十分な卵の量は使えませんねぇ……。
甘くなるまでじっくり火を通した玉葱を山ほどいっぱいをギリギリの卵の量で包み込む作戦。
玉ねぎはそのものの水分だけで、ノンオイルで蒸すように鍋でゆっくり火を通し、バターを使わず、オリーブオイルで焼きました。
炒めた玉葱とバターを使ったオムレツと比較したら、毎度ヘルシーで、カロリーは控えめ。ダイエッターでもOKなぐらいの我が家の料理です。
ただ、今回ばかりは卵を控えたこともあり、少しタンパク質が足らないラインナップ。
食べる時に、下の娘なら「卵、薄っ?!」ってなりそうです。
オニオンオムレツ
添え野菜
蓮根の梅炒め
大根の醤油漬け(市販品)
ほうれん草のごまだれかけ
糠漬け
エノキダケと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
娘に、薄いと言われませんでした。玉葱も好きな子なのでセーフ。
ソースは手抜きです。
前日のお昼に珍しく娘とレトルトのパスタソース(ミートソース)を使ったスパゲッティを食べました。
日本のミートソースってイタリアの味ではなくて日本の味って感じで、これはこれの美味しさです。
そのソースは量が多めだったもので、お隣さんにもいつもと違う味として何かの料理に使えるだろうと少し残しておきました。
早速登場となりました。
日本人の好きな、お店で食べるような洋食系の味が簡単に……。
グリーンピースも散らしたら、見た目も如何にもな感じで、豪華にみえます。
中身はただの玉葱ですが……。
娘は大満足でしたから、お隣さんもご満足いただけたかと思います。