実は、私とお隣さんは何に対しても概ね好みが真逆です。器の趣味も、器に対する考え方も当然違います。
私は美観を気にして器やテーブルセッティングにまで凝りたいです。
お隣さんは用を成せばいいので、テーブルに物が雑多に乗っていても気にならないという美観を気にしない人。
変化や刺激を好み、飽きやすい私とは真逆の性格のお隣さんは、変化を嫌いルーティーンの安心感を好む人。器は同じもののほうが安心感が出てよいという状態です。
私は飽き飽きして辟易しますが、器の話1 で書いたように、ケア料理が作りやすいという点では同じ器であってもちょうど良いサイズを使うというのが優れています。
でも、さらに……それでより美味しく食べていただくためには?
そう考えて、100均で器を買い足しました。
わざわざ、陶器では無いものを選びました。
自分の都合の良い時間に食べたいし、かつては温め直しも面倒がっていたお隣さん。そんな人でも、ご飯(右側の器)と鍋物や煮込み料理(左側の器)をレンジで温めやすいようにと考えたからです。
お茶碗に山盛り2杯を食べるお隣さんには一合以上のご飯がしっかり入ります。レンジで米から炊ける仕様ですので、熱に強く、厚手で、余分な湯気が外に出る穴がついているのがベタベタしにくくていいです。丼型で食べる時に手に持って食べやすいのも気に入りました。
鍋用も蓋ごとレンジにかけられ、見た目よりたくさん、小鍋一杯ぐらいが入るぐらいの容量。これも、持ちやすい形。
この二つ、たくさん食べるお隣さんのお腹を十分に満たすご飯と水分が入って、痛風ケアしながら満腹にするためにとても向いています。
利便性重視の器ですね。
これらの器たちは「毎日美味しいプリン体を減らした痛風ケア料理」という難題を抱える私をサポートしてくれています。