めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

器の話 1

ケア料理と美味しい生活と器の関係をちょっと考えてみようと思い立ちました。

家庭で美味しい料理が大前提ではありますが、生活を楽しむには盛り付けが重要です。盛り付けを楽しむ、料理の見た目を楽しむには器が重要です。

毎日のように痛風ケア料理の写真を載せて、料理は毎日美味しくて、毎日一品は新しい料理という大前提はほぼ守られていますが……問題は器。

毎日まいにち、同じ器。

私はとうの昔に、もうすっかり飽きています。今や、飽きたのも通り越して、どうなったかというと、もう器の分だけの品数を器の大きさ合わせて用意するというところまで来ました。盛り付けの楽しみは一切ありません。

原則的に、この中からのチョイス。

お隣さん用の器

お隣さん用の器

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この器は右上の深皿以外、すべていただきもの。右上の深皿は結婚前にお隣さんが買って使っていたもの。

その上の小皿は私が韓国の人と仕事した時にお土産でいただいたもの。

左上の煮物鉢と左下の小皿2種と右下のお椀は元々何かの引き出物。破損して減ってバラバラです。揃いだったお椀はどれもキズ物でしたが、いただきもののいただきものでしたから貧乏故にそのまま家族で使っていました。今はまだマシなものをお隣さんだけがお使いです。

キズ物と言えば左下の皿は陶器の会社の難ありの廃棄品のいただきもの。巡り巡って我が家に。

韓国土産は便利ですが、他の器は私の好みじゃないものばかりです。

が、お隣さんは全く器に拘りません。「食えりゃいい」という……。

よって、お隣さんの器は固定。美しさは不要。食べ物がのればいい。器については、私は不満でもお隣さんは全く不満に思われないご様子です。

それで、この器を長く使い続けているうちに、気づくことがありました。

ケア料理を作っていると、確かに器が固定されているのは作り易さがあるのです。量、品数などが偏らないのです。病院や学校や施設で同じプレートで料理が提供されるのは、単なる食器の利便性だけではなく、献立や調理、栄養などのバランスが楽にとれるからという理由なのかもしれません。

ケア料理をご家庭で続けていく時、器を目安に量の調節が自然にでき、栄養バランスが整う献立になる場合がありますから、器を吟味して固定してやってみるというのもお勧めします。