お隣さんが痛風を発症したのはもう6年ほど前でしょうか。
足の激しい痛みで我慢できず休日の救急外来にかかりました。
病名は知っていたけれど、私も全く無知な状態でした。
病院でいただいたパンフレットをよく読むと、
通風発症はこういう仕組みでした。
体質という文字を見て、打つ手がない気がして一瞬固まりましたが、
この矢印を自力で止めるには、プリン体の所しかありません。
ならば…
そもそもプリン体って何なの?
プリン体は人間の筋肉細胞一つ一つに含まれているものです。
必要な8割程度を体内で自己生成しています。
残りの2割は栄養という形で外から取り込みます。
本来プリン体は筋肉細胞を作るために必要な物です。
通常の細胞の入れ替えや運動等で細胞が破壊されると
プリン体が廃棄されます。
減った細胞を補う新しい細胞を作ろうとプリン体が生成されます。
体内生成分が不足している場合、食事という形で外から取り込んだ
ものを使用し常に新しい細胞が維持されます。
しかし、自己生成した余剰も食事で摂った余剰も、
古い細胞の廃棄分と共に体内で分解できない尿酸となります。
それが排出できずに体内に残り続けると尿酸値が上がるのです。
排出機能が低く体に尿酸が溜まりすぎると通風発症となります。
痛風の痛みを無くし、症状を改善するためにできることは?
お隣さんの生活を考えた時、なるほどと思いました。
体を使う仕事をしていることと、食事量が多いことに加えて
そもそも排出機能が弱い体質だったのでしょう。
体質は変わらないし、仕事も変えられない。
自己努力で何とかできるのは食事だけということになります。
ということは、私が頑張るしかないと覚悟を決めました。
通風ケア料理の始まりです。

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