人間の体内でも同じですが、プリン体は筋肉細胞に含まれています。筋肉細胞がたくさん集まった赤身の部分は、細胞の数だけプリン体が多くなります。
つまり、プリン体を減らす時に避けたい肉の部位は、赤身です。
一般には「高タンパク低カロリー」=「ヘルシー」というイメージが定着していますが、尿酸値を下げるにはそこは「高タンパク低カロリー」=「NG食材」と覚えていただいた方が得策です。
そういうことで、この写真はケア不要の女子用に作ったものです。

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チーズを衣に混ぜて揚げてあります。 ハーブの点々が見えますね。 ソース無しでこのままパクリといけます。
チーズはケア食で食べていただけるものですが、お隣さんがチーズ嫌いですので我が家のケア食にチーズを使えないというのがとても残念です。
それはそれとして……ヒレ肉を絶対食べてはだめかというと、そんなことはしなくてもいいです。
ほかの揚げ物と一緒に一切れだけ盛り付ける、薄く切って揚げるなどして、量を少なめにしていただければOK。
例えば、同じカツでもこんな感じです。
ヒレカツは2枚。
たくさんお食べになるタイプのお隣さんですから、不足分を補うために竹輪。
油分があるほうが満足度も上がり、見た目も何かついていたほうがボリューム感がでますから、竹輪に水菜を刻んでマヨネーズと和えたものをのせています。
後は味噌汁の中の豆腐がタンパク質で、その他は野菜と海藻でまとめています。
これなら、それぞれの栄養素を摂りつつ、プリン体もヒレ肉ガッツリに比べたら、かなり控えているはずです。
もっと減らしたい人は、カツを揚げる前に下茹でして、それに衣をつけて揚げてください。 ただ、小さくなりますし、味も食感も悪くなって制限食だなと感じる味になります。
痛風を発症してしまい、痛みが出ていて苦しい時は、ヒレ肉は「NG食材」として我慢して、症状が改善してからにしたほうが得策かなと思います。