退院した夜に何か変な感じがありました。
寝た切りを脱した疲れたせいかな?と思いました。
翌日、お隣さんの夕食を作っていたらどうにも立っているのが辛い感じ。
それでも、治ったから退院になったわけです。
術後にあんなに入れ代わり立ち代わりチェックをしてもらい、自分でも普段からけがの治りが遅く、傷口も化膿しやすいので「このぐらいは大丈夫ですか?」「これなら普通程度ですよ」という会話を医師や看護師と繰り返して退院に至ったのです。
その日も早めに横になりました。
次の日は脳の検査予定のために病院へ。
診察予定はなかったのですが受付で声をかけ、急遽診察を入れてもらいました。
担当医はチラッと見ただけですぐ「CT撮って外科で診察してもらって。いい人紹介するから」とおっしゃいました。
検査と外科の診察(確かにすごくいい人でした)を受けると、そのまま入院ということになりました。
なんと、動脈が塞がっていなかったのです。
入院中に気味が悪くてあれほど確認したのに、目視判別は難しいのでしょうか。
CTの検査結果も待つまでもなく外科でその場でエコー確認してもらえて、再入院が決定。術後の工程のやり直しになりました。
「絶対安静、動くな」で、圧迫固定。当然血種は術後より大きくなっていました。
病室に入る時にはすっかり夕食時間は過ぎていましたから、「残っているものだけで組んできましたごめんなさい」と看護師さんが申し訳なさそうに食事を運んでくださいました。
写真が撮れなかったのですが、カリフラワーとキャベツのサラダ、牛乳 オレンジ 白米ご飯でした。荷物が無いのでお箸も貸してくださいました。
トイレに行けないので牛乳は飲まず、謝って、理由をお伝えしてお返しました。
翌朝は下の娘が退屈しのぎの本を三冊、ポケットWi-Fiもまた貸してくれました。
お箸、ペットボトル、ストロー、着替え等々片付けてしまった物をまたかき集めてきてくれました。
こういう時、下の娘はよく気が利きますし、協力を惜しみません。
その日はなんとバイトの面接が入っていたのに、朝早く動いて面接に間に合わせ、ダメなら面接時間をずらしてもらうとまで言っていました。
それでも無事面接に行けて、その場で採用決定だったそうです。
外科でも引き続きアレルギー対応食。
そして、今度は動けないからと汁物、麺、禁止令までつきました。
寝たまま食べる技も使う必要なし。
まずは頑張って写真を撮りました。
前回の術後もそうでしたが、何が入っているか見えないまま手をのばしてこぼすのも怖いし、写真を撮って中身を確認というわけです。
寝たままで食べられるように、おかずが小さく切られていて、ご飯はおにぎりになっています。塩なしのおにぎりですが、お米が美味しいので全然問題ない美味しさでした。
圧迫固定が外され、きちんとエコーで確認をし、午後には座れるようになりました。
車いすで脳外科の外来に診察に運んでいただきましたが、悪かったと謝ってもらいに行っただけのような感じでした。
超絶忙しいお人なのにわざわざ一言のために時間を取ってくれました。
そのまま脳外科に入院中なら自ら出向いてくれたことに疑いの余地もない人です。
外科なので管轄外になってしまって致し方なく外来に呼びつけるみたいになったのだと思います。
看護師や医師と患者、それぞれのコミュニケーションの大切さと、気遣いはとても大切だなと感じされました。
外科では明日、退院しましょうということになりました。
ところが……。