時間がない、食材が無い、必要なのが一人分だけ、家族の急な予定変更など、献立に困る時があります。
そんな困った時のためには、作り置き冷凍おかず。私は何でも冷凍します。
子どもたちのお弁当時代から、やたらと冷凍を始めました。当時は凍ったままお弁当に入れて保冷剤の役目もしてもらっていました。
節約目的はその頃と変わりませんが、今は生活パターンに合わせるためでもあります。
娘のバイトの都合で女子も時間や食べるものもバラバラでになりがちになる時期は、急遽一食分のケア料理だけを作る日も増えます。
そこで、作り置き冷凍の出番。
例えば煮鯖。
冷凍庫から出してレンジで温めるだけ。
メインが決まり、そのプリン体の量が決まることで、全体のプリン体の量をイメージしながらケア量を組み立てていくことができます。
今回の鯖に組み合わせるのはポテトサラダ。
煮鯖
盛り合わせサラダ(ひじき入りクリーミーポテトサラダ入り)
エノキダケの煮物
辛子入りカニ蒲鉾(いただきもの)
ニラのお浸し
糠漬け
茄子の味噌汁
白米ご飯2杯
青魚とジャガイモの組み合わせって美味しいなと勝手に思っています。
冷蔵庫にちょうどマッシュポテトを小皿用に少し残してありました。
全部使ってしまえるけれど、念のために敢えてお隣さんの小皿分だけ除けて冷蔵庫にいれてあったものです。
女子が食べる日でも、女子に小皿料理が無い場合が多いのはそういうやり方をしているからです。
食べきれるけど、敢えて残す。家計節約のコツでもあります。
プリン体の排出を助けてくれる牛乳が入ってクリーミーで滑らかなマッシュに、サッと茹でたひじき、水菜の茎、人参を加えてポテトサラダに。
盛り合わせサラダにすることで食品目を稼ぎつつ、お皿を埋めます。
物価高で食材も不足中につき、いただきもの練り物で一つ埋めます。
一瞬でできるニラのおひたし、レンジで一瞬のエノキダケの煮物、糠床から取り出して切るだけの糠漬けで、小皿は埋まりました。
お味噌汁はシンプルに茄子。一人分を切ると残ります。残りは漬物に回します。
毎日品目多めにしようと多種類の食材を少しずつ使いますので、必ず半端が出ます。
それで、半端はついでに加熱する、下準備するなどしておいて、翌日にまた使えるように冷蔵庫に入れたり、漬物や冷凍などの加工保存しておきます。
その時々の状況に合わせて、全部を一から作るのではなく、準備積みの冷蔵庫、冷凍庫内の食材を組み合わせて一人分のケア料理を用意できます。
柔軟に対応できるお助けが、作り置き常備菜や作り置き冷凍おかずで、これがあると無いでは気持ちの余裕が大きく違ってきます。
自分が楽するためと、節約生活のため、そして家族のため。
予算が少ないながらもいろいろな栄養素を毎日コンスタントに摂りこんで健康的に、きちんとしたケア料理を用意するためにも、作り置きの工夫は欠かせません。