玉葱をたくさん食べるには……先日のオニオンの群れつもいいけれど、和風となれば定番の玉丼や親子丼でしょう。
食品ロスを減らしたいのでエコ料理を心がけつつ、家計がますます厳しいので節約料理にしたいです。
傷みかけた玉葱は多めで、高値の卵は少なめにして、なんとか作ってみましょう。
ただし、時間差で食べるお隣さんには汁の多い丼ものはお出しできません。
玉葱1個を輪切り、もう1個は使いかけでしたので半分縦に切った状態でした。
形を気にせず、思い切って圧力鍋に入れてみました。甘味を最大限に引き出す作戦。
玉葱が煮えたので溶き卵を入れました。
が、玉葱と卵の量のバランスが違いすぎて、とじるに至らず……。
メイン料理は玉葱煮なのか蒟蒻田楽かわかりませんが、厳しめケア料理ができました。
蒸し玉葱と小松菜と卵の煮物
モズク酢
蒟蒻の田楽風
切り干し大根の煮物
米麹漬け
豆腐と油揚げと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
蒟蒻を田楽「風」にしたのは、焼いていないからです。香ばしさに欠けますが、十分な美味しさです。
お隣さんを丼にしないのは汁の問題もありますが、料理はどんなに美味しいものを作っても食べる人の好みの問題が重要だと思うからでもあります。
娘はこの煮物より丼が好みです。
栄養もしっかり取らせたいので煮えた玉葱の中に鶏肉(プリン体の多めの部位である胸肉皮無し)を入れて煮直して、親子丼に。
半分丸ごと真ん中に玉ねぎをのせ、周囲に鶏肉の玉子とじをのせた、変わり親子丼。
こちらは小松菜ではなくて庭の花壇の青葱を入れました。
娘はこれで満足。
お隣さんは丼を家で夕食に食べるのを好みません。
昼食は軽いものでもいいので許せるけれど、夕食はたくさん食べたいので一瞬で食べ終わる丼物は好まれません。
そもそも私が時短、簡単、手抜きすることをとにかく不快に感じる人でしたし、おそらく今も目の前で簡単そうに作るのを見ると、もっと自分のために手をかけ苦労をしてもらいたいと思ってしまうでしょう。
その上に「丼=手抜き、簡単、すぐできる」というイメージを持っている人。
外食店のように丼、汁物、お新香でおしまいにできません。
そこで、生活の知恵として思い付いたのが「丼の具は煮物おかずとして盛り付けてご飯と別にする」。
たったそれだけ。
お盆の上はおかずの器でいっぱい。ご飯は別について来る。量も品数もたくさんに感じます。
人の心理は厄介だと思うことも多いですが、意外にチョロイところもありますね。