めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

10品目うどんの心#よもやま話

一日30品目って昔はよく言われて今でも家庭の中では定着した考えですね。

一日に三食きちんと摂るとして1回10品目。

でも、単純に一日に30という数だけ合わせたら健康的というわけではありません。

タンパク質ばかりで数を稼いだり、淡色野菜ばかりで数を稼ぐというやり方で10種類にしたところで、栄養素的には今一つです。

いろいろな観点からの具を取り込んで品目を満たすほうがヘルシーですから、今では厚労省も一日30品目なんて言わなくなりました。

それでも目安にはなりますね。

数える数が多ければ必然的にいろいろな食材を使わないと数を満たせなくなり、自然に多種類の栄養素を口にする事に繋がります。

娘はバイトのシーズンが来ると食生活が不規則になり、ジャンクフードやおにぎりが主流になってしまいます。

休憩時間もろくに取れないで、食事する時間もないような忙しさなのです。

消化器系を壊しているのにもかかわらず、栄養が偏る状態になってしまいます。

バイト前に食べる時間がある時は、栄養バランスを整えつつもサッと食べられるものを出します。

卵をケチって1個を二人で食べようとかき玉にしたので見た目が良くありませんが……。

10種の具のうどん

10品目(10種の具の)うどん
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厚揚げ、葱、蓮根、人参、なると、ナメコ、白菜、キャベツ、大葉、卵。

大豆(厚揚げ)、魚(なると)、卵(卵)の3種類のタンパク質。

青葱、人参、大葉の緑黄色野菜。

白菜、キャベツの淡色野菜。

人参、蓮根の根菜。

キノコ(ナメコ)。

海藻が足りませんね。ワカメぐらい入れれば良かったです。

こんなふうに数え、ばっくりと分類してみれば不足の栄養素にも気が付きます。

そして、もう一つの観点。

うどんなので、葱、蓮根、人参、白菜、キャベツ、ナメコなど全部加熱してあります。

大葉と葱の一部は生野菜。

加熱野菜と生野菜は栄養の中身が変わって来ますから両方食べたいですね。

脂質も少しは必要なので、厚揚げでまかなっています。

これがお昼。遅く食べる夕食がいただきもののジャンクフードになったとしても、そこに生野菜と海藻のサラダ、それにお味噌汁をつけてやることで、少しマシになります。

今の私。ほぼニートで暇であってもここまでが精一杯です。

プロの料理人の方の中には「料理は心」とおっしゃる方がいらっしゃいますね。

世の中プロじゃない人が料理をしている率が圧倒的に高い。

実際は、料理人でも栄養士でも何でもない普通の主婦が、日本人の食生活や健康を下支えしています。

素人でも、なんとかできることをする。

周囲の人のために自分の能力の範囲内、自分の手が届く範囲内で、できることを精一杯やる。

それは自分の心をいい状態に保つこと(メンタルヘルス)に繋がっている気がします。

どこまでやるかは生活環境その他が絡んで人それぞれですが、「自分ができる範囲内」なら、誰にでもできることなのかなと思います。

ただ、自己中心的にならず、丁寧に暮らす。

このところの荒れた人々の心が目につきますが、一人ひとりの心持ちで世の中って大きく変わって行くのではないかと思っています。