今年は例年より早めに青海苔(ヒトエグサ)もめかぶも見かけますね。
この数日、一気に気温が上がって春です。
その少し前。まだ肌寒い早春に、青海苔をもう3回も買ってしまいました。
早すぎるのか、食べ方を知らない人が多いのか……私の大好きな値引きシールが貼られていたので勝手に手が動いて買い物かごに入ってしまいました。
これをどうするかというと、いろいろ使うけれども半分以上は佃煮にしてしまいます。
あまり濃い味にはしませんので日持ちはそんなにしませんが、冷蔵庫に入れておくだけでも、生より保存がききます。
そのままご飯にのせたら、女子のご飯はみるみるなくなっていきます。普通のノリの佃煮とは別物で、上品で美味しいです。
で、それをまた他のいろいろな料理の材料としても使っていきます。
娘の好物、玉子とじうどん。今、卵は高いけど……。できたら青海苔の佃煮をトッピングしてグレードアップ。
なんでもないけれども、これを食べ始めると……。
箸を入れると地味な見た目が一瞬で華やかに。
目の前がぱぁっと春になります。
黄色の卵の上のこの鮮やかな緑。一気に芽吹く感じ。
癒されます。元気が出ます。幸福感が押し寄せます。
という感じで……私は勝手にいい気分になります。
青海苔を混ぜないところは普通の玉子とじうどんの優しい味。
青海苔を混ぜたら上品でほんのり磯の香を纏って……と、2種類の味を楽しめます。
自己満足の一品。
カラーセラピーにもなりました。
コロナの後遺症の脱毛やら体調不良やらに加えて、社会復帰しながら苦しんでいる人のメンタルケアを続けるためには個人事業しかないな、やはり物理的な「場」が必要だなと思ってはいたけれども全くそれが手に入りそうもなくて、資金も無くて……と心身ともに落ち込んだままでした。
疲れるばかりで濃い緑で休んでいるだけの状態になっていました。
接骨院や眼科に通い、春にもなってきて、明るい色の緑、芽吹く色に触発されてまた歩みを進められそう。
本来の私らしい黄色の特徴を生かして、コツコツ努力を重ね、計画的思考でやっていって成功(満足)へと到達するぞと、これを食べてから、また思えるようになりました。