ワンタンの皮に値引きシールで、何も考えずに籠に入れてしまいましたが、物価高で消費期限内にお値打ちに使える具が見つかりませんでした。
定番の鶏ひき肉も手が届きませんでした。
さて、どうしましょう?
ウインナーソーセージ、キムチ、納豆、モヤシ、ツナ……等々、いろいろ既に餃子やワンタンの皮でやっています。
どれも美味しいのでリピートしても良いけれど、気分が乗りません。
冷蔵庫の中を漁っても、今はそんなに食材もありません。
漬物床や調味料、娘のお菓子に、麺、チーズ。
チーズだけでも美味しくて、女子は好物ですが、お隣さんはチーズ嫌い。
仕方がないです。
そんな中で選んだのは、カニ蒲鉾に、自家製お漬物たちの中から松前漬けの残り。
松前漬けとカニ蒲鉾の焼きワンタン
添え野菜
豆苗の和え物
白菜と黒豆の煮物
角麩の煮物
米麹漬け
豆腐とナメコと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
合わせるものも無いので、カニ蒲鉾を挟んで二つ折り。
松前漬けは同じ二つ折りでもちゃんと包んでこぼれないように。
フライパンでサッと焼いてできあがり。
意外に美味しい……。
小皿も汁物も、どれもこれも残りものや半端なものばかりで作った痛風ケアメニューになりました。
値引きシールや特売や、スーパーの梯子を駆使して、格安品だけを調達し、安い時に加工保存したものを少しずつ使う状態です。
ケチケチ暮らしつつ、お隣さんにだけは栄養のきちんと整ったケア料理。
いい感じです。
なんとか娘の分も整えたいのですが、徐々に厳しい状況になって来ました。
給料を上げましょうみたいな話が出ていますが、我が家には無縁の話。
節約生活を少し緩めて冬にブルブル震えながらの生活をやめたい、最低限の衣食住の部分に必死になるのはやめたいから、昨年末にFPさんに見てもらったのですが……。
FPさんが見ても驚くほど切り詰めた生活で、これ以上節約のしようが無いという状態。
当然でしょう。出費をあり得ない程抑えていられるのは、結婚後から生命維持ギリギリで、心が疲弊するほどの狂ったような節約生活を続けて云十年の実績のなせる業。
正直、もう、うんざりです。
でも、現実は私の気持ちを慮ってはくれません。
はい、まだまだ頑張りますよ。まだまだ、頑張れます。
それに、なるようにしかなりません。そして、なんとかなっていくものです。