キャベツの緑色が美しいソースです。
キャベツは外葉を使えば緑の色が濃く、内側に行くほど白い色になります。
味も外のほうが青臭さが出てインパクトのある味になります。
使う場所でソースの味も随分変化しますので、それぞれに楽しむことが可能ですね。
これは外に近い黄緑色の美しい色の部分を使いました。
茹でキャベツ(トッピング分を残して)と炒めた玉葱をブレンダーにかけて、フライパンに入れ戻して味付けをして仕上げるだけの簡単でヘルシーなソースです。
今年は例年以上に家族と自分の体調不良に悩まされた一年でした。
これを作った時もとても調子が悪かったので、カラーセラピーとして作った料理です。
心身のバランスを整え、ナチュラルな動きに再生するように黄緑を取り入れ、元気は簡単に出なさそうだけれども、内なる活力はまだあるし、今は自分に無理をさせなくていいと言い聞かせたくてウインナーソーセージの桃色を取り入れました。
今はすごく赤を欲しているのですが……それはちょっと違うかな?と心の声が言っています。
私は元々ワーカホリック気味に狂ったように働くのが大好きなので、調子が悪くなるとむしろ体と心に鞭を打つようにしてガンガンやり始めてしまいます。
だから、赤色に目が行って、目が行って……。
けれど、もう一人の自分に「赤で無理をして走り続けたら例によってパンクするよ」とも言われている気もしています。
今の私は、奥から聴こえる小さいほうの声を大切にしたほうが良いです。
ということで、赤い料理ではなく、このパスタをアップすることにしました。
秋ごろからキャベツが家計を救ってくれていて、今もキャベツのお世話になっています。
今夜も黄緑パワーをいただいて、コロナの後遺症から抜け出す方向へと自分の脳を導きたいなと思います。