長くて大きなピーマン。この前の茄子もそうですが、こういう規格外の不揃いサイズの格安品が大好きな私です。
本当は料理嫌いのくせに、普通じゃない大きさや、いびつな形を見ると変に創作意欲が湧いてしまいます。
「食べ物で遊んではいけません」なのですが、食品ロスを減らして食べ物を無駄にしないエコ料理、節約料理は、私にとって遊び要素があるようです。
さて、この長くて大きなピーマンは切るなら縦に真っ二つにしたいです。
切って何か詰める?
しばらくイタリア料理の鮪の詰め焼きをしていませんが、鮪のアラがなんと1パック350円もしていました。
刺身よりは安いけど、ずーっと200円以下で買っていたのに、急にそんな値段を見たら手が引っ込んでしまいました。
物価高もほどほどにしてくれないと我が家レベルの貧乏人だけの苦しみでは終わらなくなって、経済が回らなくなりますよと言いたくなりますね。
物価を上げる政策のアベノミクス以来、ずーっと生活を切り詰めるばかりで、もう切り詰める場所もありません。
鮪のアラが高いのでひき肉。牛肉もべらぼうに値段が上がってきて合いびき肉も高くて、また豚挽き肉。
特大ピーマンの豚ひき肉詰め焼き
添え野菜
茄子の煮物
豆苗のお浸し
人参の煮物
レッドキャベツのマリネ風ピクルス
ナメコと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
ピーマンの肉詰めは切らないほうが楽々です。
長さがあるので奥まで詰められない?なんてことはありません。詰めます。
料理は科学。ここは物理ですね。
丸ごと焼いて、輪切り。
そして、元の形に戻して盛り付け……られませんでした。
お皿からはみ出しましたね。
添えたジャガイモは皮ごと食べる用のサイズ。
レッドキャベツの芯のところをレモンでピクルス風に。
オリーブオイルも加えて漬け込んでコクとまろやかさを加えてマリネ風の味。
人参は見切り品を買って、皮がもう傷んでいたので剥いてあります。規格外品の茄子も見切り品になる手前の値引き品で、部分皮をむかねばならないところがありました。
皮が勿体ない気がしてしまうけれど、それでもこういう生活はエコ。
政治経済を回す指導的立場にいらっしゃる人には、理論じゃなくて、是非こういう庶民や経済的弱者の生活を見学するのではなくて、実体験していただきたいなと若い頃から思っていますが……。
そういう点では世の中全然変わりませんね。