めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

コロナご飯#熱が下がった隙に食べたご飯# ササミ入りチーズリゾット、辛くない梅味の盛岡冷麺

「よい子は参考にしないでください」と注意書きが必要かもしれません。

人という生きものはとにかく、それぞれに異なります。

一般的な考え方が通用する体と、そうではない体もあります。我が家は家庭環境も元の体も普通とは程遠いです。

世の中おでこを冷やすシートを売っていて、お隣さんはそれが大好き。子どもたちが幼いころからちょっと熱を出すとすぐ買ってきておでこに貼っていました。

下の娘も私も、それが原因で酷い頭痛を起こします。元の体温が低いからかもしれませんし、体温維持が苦手なのかもしれません。それで高熱でも必死で抵抗しましたが、自分の価値観を押し付けるのがDVをする人間の特徴でもありまして、随分苦しみました。

今はそれが無いことを二人で感謝しつつ、ただ常温の水で濡らしたタオルで腫れあがった顔を冷やしていました。

特にこういう未知のウイルスの場合、一般論や自分の考えを押し付けることなく、本当に個人にあった方法でケアをしたいものです。

人というのは個人個人で全く異なる生きものですが、共通することがあります。

自然に治っていく力と、自然に変化する力。

当然、ペースは人により異なりますが、慌ててやらなくても本人の状態に添って、本人が自然に治ろうとする力を阻害しないことが大切ですね。

特に自宅療養となれば、素人の家族が看護するわけですから、素人考えで余計なことはやめたいものです。

熱が37度台まで下がって来たと言っても、娘の場合は平熱がとても低いので、ふつうの人ならまだ38度台という計算になります。

それでも、ふつうの人の38度より動けるし、食べられます。

ここで病院まで歩いて検査。そして、解熱剤を飲みたいらしく、食事に意欲を見せました。

ササミ入りチーズリゾット

ササミ入りチーズリゾット
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ササミ入りで作ったおにぎりを、娘の注文でチーズ入りリゾットに加工しました。鍋ごと冷蔵庫に入れていた野菜スープとおにぎりを温め直し、雑炊に近いリゾット。

2時間かけて食べきりました。

そのまま、おでこのタオルを時折交換しながら、翌日の昼ごろまで世話を続けました。

お昼は冷麺を所望したので、買い置きしてあった冷麺。辛いのが苦手な娘向きの辛くない味のものです。

辛くない梅味の盛岡冷麺

辛くない梅味の盛岡冷麺

トッピングはササミ、キュウリの酢の物と茹で茄子。野菜室の残りも食べて行かないと勿体ないことになりますからね。

それらの写真は撮り忘れていましたが、茄子とキュウリはこれで終了。残りの茹でササミは食べられそうにないので冷凍しました。

私のほうはリゾットを食べる気にならなかったので一人前だけ作りました。冷麺は付き合ってなんとか一食分のみ込みました。

このつききり状態の疲労もあって、いよいよ私の熱が上がり始めました。

まあ、予想通りです。

私も平熱が低い。低体温での不調に比べれば熱があるほうがマシです。

子どもの頃、低体温で死にそうに辛くて保健室に行き、熱を測って計測できない程低かっただけなのに、「熱もちゃんと測れないのに」「熱なんて無いのに」と凄まじく叱られてしまったことが何度もありました。

普通の人なら39度に当たる、38度でも動けます。ましてや娘がふうふう言ってうなされていて、誰にも頼れない状況となれば、踏ん張るしかありません。

「自愛しなさい」と言われてもできない状況の時はあるわけです。

元々弱っていた娘と二人きり。倒れるなら順番にしないと、娘の命にかかわるかも?

どのみち、病院まで行けるはずもない。

人は自然に治ろうとします。ちゃんと最後には治ると信じることは自己治癒力を格段に高めます。

とにかく、30キロ台まで体重が減ってしまった娘。それでも、これで食べ物が食べられれば娘は少しずつ回復していくはずで、そうしたら私も休めるというつもりでいたのですが……。