世の中お盆。私はお盆だからと何かことになっていましたするということはありませんし、お盆だから仕事が休みになるという経験もしたことがなくて、お盆は通常通り。
小学生の頃に一度、親が無理矢理仕事を休みにして旅行したことがありました。
特別な事ですね。でもお盆とは特に関係ない。親も休みの名目として世間様に通用するからそうしたのだと思います。
夏の世間一般のイメージ……お盆、レジャー、休み、スイカ、かき氷、花火、素麺……。
どれも縁遠いです。
麺類が好きな下の娘。食欲が落ちてくると米よりも麺類を希望しますが、蕎麦と素麺は苦手です。
年齢が少し変わるごと、何度も食べさせているのですが、今でも嫌いなまま。
かく言う私も、実は苦手。食べろと言われれば黙って食べます。
それに、子育て時の食育のことを考えれば、子どもの嗜好に母親がマイナスの影響を与えたくないので、蕎麦や素麺に限らず、自分が嫌いなものも折々に食卓にあげてきました。
そんな素麺。たまにいただくことがあります。
ご厚意をむげにできません。素麺じゃなくて「くださる気持ち」が何倍も嬉しいから、喜んでいただきます。
そのまま普通にでは、女子は嫌いなので食べないし、お隣さんは麺をご飯カウントしないこだわりのある人。
蕎麦も同じで蕎麦寿司にすると娘も食べてくれるので、素麺でもやってみました。
ズルズルすすらず、パクリと食べる。
こうすると冷たさとのど越しだけ味わうのではなくて麺を味わうことができます。
なんとか食べてくれました。
私自身もこのほうが食べやすいです。
せっかくのご厚意は、苦手な食材でも美味しくして、喜びを嚙みしめていただきたいものです。
料理の仕方次第で美味しくできる程度の苦手食材なのですから。