地味ご飯ですが、メインが二種類。
厚揚げとニラとひき肉を煮て片栗粉で閉じたもの。ニラの風味でご飯が進みます。
もう一つが、角麩の煮物。
角麩は生麩のことですね。この表面の凸凹が特徴。
郷土食材なので子どもの頃はとても身近な食材でした。タンパク質を補給できる格安食材です。
結婚して何十年と遠のいた角麩ですが、私の実家で上の娘にヒットしたことが原因で、数年前から復活しています。
厚揚げとニラの中華風煮物
人参の塩麹和え
小松菜と角麩の煮物
ブロッコリーとトマト
茄子の和え物
エノキダケと水菜の味噌汁
白米ご飯2杯
味が中まで浸みるのに時間がかかる角麩。
先に角麩だけを煮ておきます。
中までしっかり味が入った角麩の鍋の中に小松菜。
煮汁の味を確認して小松菜が丁度良い味になるように味を足します。
「小松菜で味が薄くなっちゃった」「小松菜を入れるからと角麩の味を濃くし過ぎちゃった」とならないように、角麩は角麩で美味しい味に、小松菜は小松菜で美味しい味にと2段階にすると美味しく煮合わせることができます。
料理はちょっとした気遣いや手間を惜しむと、昨日の記事のように失敗することもありますが、気持ちを惜しまなければ大体美味しくできるものだと思っています。