緑色が美しい、吸い物。節約でエコでヘルシーですが、現状、年に一回春のお楽しみ。
家計節約のため、庭の花壇で冬の間に育てるつもりで植えた蕪。
周囲の三階建てに囲まれて、冬場ほとんど日が当たらないせいか、今年もまともに育ちませんでした。
蕪になれなかった可哀そうな蕪は、春が来てしまい花芽をつけ始めてしまいました。
もうどうしようもありませんし、そろそろ夏野菜の準備に土を整えたいところです。
全部抜きました。
可愛そうですし、 もったいないですから今年も全部食べつくします。
葉っぱは葉っぱで、茎は茎で、根っこか蕪か不明な根元は根元で分けました。
面倒でも時間がかかっても、頑張るのはこれのため。
蕪の茎ってエグミが無い、甘いエキスが出るのです。
昨年の「 厚揚げ入り蕪の汁物」と同じような状態で収穫、加工となっています。
例によって茹でてギュウギュウう絞ったけれど、今年は蕪の茎の量が少なくて色が薄くなりました。
それでも、この色も美しいし、今の自分の心身の状態にはこちらのほうがセラピーになります。
疲れているけれど、今は休んでいる場合ではありません。
日曜日には別の商店街で出店、来週には受ける講座が一つ、再来週は学会の会員発表で、そのまま単位取りに泊りがけで行きます。
昔は慣れていて、頭でささっと目途をつけて講演に臨むことがほとんどでしたが、随分ブランクがあるし、年を取ったし……で、さすがに準備も要ります。
当日、耐え得るように脳と体をできるだけ呼び覚まして行かなくてはなりません。
休みたいけど……休めないし、ここは前に進む時。
今はきっと自分が成長するタイミングですから、リラックスした状態で伸びやかにしていたいので黄緑にシフトした淡い緑。
エネルギー補充には本当は赤も必要なので、赤い料理も作りたいですね。