今年は食料品が狂ったように値上がりしていくのが止まらず、買い物に行っても節句に使うような商品に手が出ませんでした。
体調を崩した後の回復が思うように言っていないこともあり、資格取得の実技もコロナでまた3月4月は中止になり、特別楽しみも無くて気分も乗らないし、雛も飾らずに三月三日を迎えてしまいました。
節句の料理もサボろうと8割ぐらい思っていたのですが、「明日、三月三日だよ(お寿司が食べられる日だよね、作るよね?)」と娘がちゃんと忘れずに言ってきました。
やる気なしですが、仕方がないので、あり合わせ食材で。
この写真。あり合わせと言っているのに違和感がありませんか?
実は1週間ほど前、お隣さんからふるさと納税で手に入れたものがあると娘に連絡が入りました。
貰い物や土産などで喜ばれそうなものは娘に連絡が来ます。
捌かねばならない魚とご実家からの処理に困る食材は私に連絡が来て暗に調理しろと伝えてきます。
娘を間に挟むと娘も私も面倒なのですが、それがイクラの醤油漬けだというので私も放置するわけにはいきません。
痛風発症する人はだいたい、本人は食生活や栄養に無頓着で知識も無いです。
お隣さんもプリン体のことなど気にもしないどころか、私が作る野菜や豆類中心のケアご飯では栄養になると不満を言うほどです。
食べたいものを際限なく食べ、同じ物を食べ続けて飽きて嫌いになるまで食べたお隣さんのような経験のある人は要注意かもしれません。
それはいつものことで置いておいて……。
要するに、イクラを選んだということは食べたかったのでしょう。
働いて手に入れたお隣さんにお出ししないわけにはいきません。
こんな時は、イクラ以外を全部プリン体を抑えたものにすれば大丈夫。
あり合わせで魚の無いお寿司だからこそ、イクラも使えるというものです。
菜の花ちらし寿司とイクラ軍艦巻き
めかぶの煮物
大根と人参と蒟蒻の煮物
レッドキャベツとモヤシの和え物
金平牛蒡
花麩入り豆腐の汁物
菜の花畑のイメージにしたかったのにイクラが邪魔しています……ちょっと残念。
タンパク質は卵と豆腐と麩。足らないかもしれませんがイクラのせいでタンパク質を減らさざるを得ません。
痛風ケアで数の子以外の魚卵を食べようと思うと、栄養バランスが崩れてしまい、使いづらいです。かなりのNG食品で厄介者です。
魚卵を食べなくても必要な栄養は摂れますから、やはり避けたい食材ですね。