お節料理を作ると屑野菜が出ます。
私は日常に面取りしたり、かたぬきしたりと野菜の形を整えて使うことは、しません。
食べられる部分を取り除いたら、もったいないです。
お店やお金持ちの人ならどうぞと思いますが、面取りしなくても崩さないように煮ることはできますし、型抜きしなくても味は変わりません。
貧乏人はとにかく極力全部食べて無駄をなくさねば生き抜けません。
格好つければ、食糧危機の時代はすぐそこですしね。
今後も恐ろしいほどの食料品の値上がりは止まりそうにありません。
けれども、お節料理だけは少し加工してしまいますから、屑野菜や半端な野菜、野菜の皮が出てしまいます。
今年はそれで炊き込みご飯と野菜炒めを作りました。
ひき肉入りニンニク生姜味噌風味の野菜炒め
ひじきの煮物
牛蒡サラダ
小松菜の和え物
おからの煮物
さつま揚げと水菜の味噌汁キムチ添え
屑野菜の炊き込みご飯2杯
こんな感じですね。
寒い日でしたので、お隣さんのお味噌汁にだけキムチを後乗せしました。
「ニンニク生姜味噌」は随分前にお隣さんのご実家から送られてきたのですが、女子はあまりのニンニク臭に食べられませんし、ベタベタ甘いです。
それで、少しずつ調味料としてお隣さんにだけ使っています。
甘みが邪魔にならない程度、まるで薬味のように少し入れるだけで強い香りが立ちますから、野菜炒めももわ~っとした味と香りになります。
娘が同じものが食べられない日が続いていますから、お一人分調理になってご実家からの加工調味料を消費するチャンスが来ています。
どれも地元の農家の人が作る商品のようですが、塩辛過ぎるか甘過ぎで、ニンニクや辛味は他の味を全部消すほどに入っていて、個性的?な濃い味。
我が家の素材の旨味を楽しむ系の女子の口にはどれも合わなくて、残念です。
土地柄が違い、風土に合う味が違っているということでしょう。
女子はお味噌汁と炊き込みご飯だけで、満足。