切り落とし肉やこま切れ肉は、部位が色々です。
よく見かけるものは肩ロース、モモ、バラでしょうか。
その中で一番プリン体が少ないのがバラになります。ただし、ロースやモモでも赤身部分を避けて、脂肪のある部分を選べばプリン体は少なくなっていきます。
反対に、脂肪の少ない部分を買えば、バラであろうとプリン体は増えていきます。
切り落とし肉は割と大きめの切れで野菜を巻く調理も可能です。こま切れ肉は小さくて不揃いですからそのまま炒め物や煮物に使うことが多いです。
さて、これらの肉の利点はといいますと、同量でも塊に比べて調理後の量が多く見えることでしょう。
これは人参やモヤシ、キャベツ、玉葱を使ったと思います。豚肉を間にペラペラと広げてフライパンで蒸し煮にしてあります。
一番上に豚肉がある程度来るようにすると見た目が肉料理。野菜のほうが何倍も量が多い状態ですが、しんなりして食べる時にはバランスは半々程度に感じられます。
このように、野菜などと一緒に調理したら量も少なくて済み、肉の旨味が野菜に移って野菜があまり好きじゃないという人でも野菜を美味しくいただくことがでます。
野菜だけ食べるのが苦手な人にはこういう薄切りの肉を一緒に料理して、自然に野菜と肉を一度に口に運べるメニューにすると喜ばれます。
大根の豚肉巻き煮 豚肉とツルムラサキのソース炒め
玉葱の肉巻きフライ 豚肉とヒジキの煮物
使い道は無限大。
そして、家計にも優しいです。
肉だけを食べるのではなく、常に肉と野菜をバランスよく食べておくことが尿酸値も下げてくれますし、ダイエットにも健康にも役立ちますね。
ただ、ダイエットの人と一緒にとなると、ダイエッターはタンパク質の多い赤身がお好みなので、肉の部位については相容れません。
ここで注意!
プリン体ケアはダイエットとは異なります。
一般にヘルシー部位といわれる「高タンパク低カロリー」赤身肉は危険です。
何度もこのブログで書いていますが、間違える人が毎回いらっしゃるご様子です。
プリン体ケアには脂肪の多いガッツリ系になる部分のほうがお勧めです。
ここを間違えるとなんのケアにもなりませんので、くれぐれもご注意ください。