卒業式シーズン。
バレンタインに上の娘が面倒見ている高校生たちにいろいろいただいたそうです。となると、ホワイトデーにはお返しをしなくては……。
でも、高校三年生は卒業式でお別れです。
そこで、先日。クッキー生地を大量に制作して、我が家のオーブンを使いにやって来ました。
朝から焼いて、卒業式が終わる頃には学校へ。
そのクッキーは卵黄を多めに使うらしく、処置に困った卵白が……。
なんか、こんなような菓子が北イタリアにあったかも?と思って適当に……。
卵白と粉糖を泡立てて、ヘーゼルナッツを入れて焼いてある素朴なお菓子。
私は少しリキュールを入れて、家にあったクルミとアーモンドで。
たぶん、いや、これは明らかに不正解だと思います……なんか食感が……。これは失敗なのでは?……焼く温度が失敗だったのでは……?
それでも、一応食べられるものになりました。(まあ、ちゃんと食べ物だけを混ぜていますから)
卒業生にお別れを言って戻って来た上の娘に味見させて「美味しい」というので、半分以上持たせて、夕食用に子持ちカレイの煮つけと、上の娘用に買っておいたきな粉ねじりも持たせて帰しました。
この卵白、私としては料理に使いたかったのですけど、思いついた料理が汁気のある物ばかりだったので、電車で帰るという娘に持たせられないということで諦めました。
娘に、次に卵白が余ったらこういうのが作りたいんだと伝えたら「じゃ、次はここでご飯食べて帰るスケジュールで……」。
あれ?家で自分で試さないのか……。
我が家の娘たちはそんなもの。料理は誰も交代してくれないです。