久しぶりの玄米。発芽玄米です。
少し余分に作って残しておいた手作りカレーを使ってのお昼ごはんです。
今回は「残り物をそのままでは芸が無いから」ではなく、アイデアが浮かんだのでわざわざ使いたい分のカレーが残るように調節しました。
ひき肉で作ったカレーの1人前弱程度をベースに、名古屋風と言うからにはウスターソースを加えます。ほかのスパイスを加えて調節して風味を立たせればOK。
それを水と一緒に加えて炊き込めばいいのですが、今回は炊き込みませんでした。
何しろ、玄米はフライパンでは時間がかかりすぎるし、炊飯器や圧力鍋でカレーピラフを作ると匂いがしつこく残ってしまうのが、どうも気になる私です。
ということで、カレーの入ったフライパンに炊きあがった玄米を入れて、香ばしく炒め合わせてできあがり。
満足、満足。
カレーライスにソースをかけるのは、名古屋流だそうですね。
子どもの頃、母がカレーに必ずウスターソースをかけて食べていました。当時のカレーってちょっと風味が不足していたものです。普通のカレー粉もきっと今とブレンドが違ったのかもしれません。塩分増えてしまうけれど、ウスターソースには野菜の旨味がたっぷり含まれているので、加えれば当然風味が増すわけです。
私は「常に母に倣え」でしたから、小学生の低学年までは絶対かけていました。その後、市販のカレールーがどんどん改良されて美味しくなって行くにつれ、ソースをかけずに食べるようになりました。ソースに頼らなくてよいカレールーになりましたね。
そんなわけで、今風に自分でスパイスで作ったカレーでも、ソースを入れると少し懐かしさがありますが、これは当時の味とは全く違う進化した味。
カレーにソースをかけるのとは全く違うご馳走系の味でした。リピート、または更に改良の可能性ありです。
でも、これを食べていたら、なんだか昔のソースベタベタのカレーも食べてみたい気分にもなりましたね。