見た目は辛そうですが、これはそれほどではありません。
何しろ我が家では私が一番辛党です。と言っても激辛は私も要りません。
辛味よりも旨味を重視したいし、辛味は旨味を引き立てるスパイス。
実際は「辛い=美味しい」というわけではないですね。「辛い=味を誤魔化す」ことはままあるようですが……。
辛い食べ物はお酒に合わせ、ご飯をたくさん食べたい時には良い面もありますが、量をほどほどにしないと胃腸壁が荒れることは間違いありません。
日本人は遺伝子的にあまり胃腸が強くないほうですから、一般的に健康を考えるとあまり辛い物を習慣的に食べることはお勧めできません。
私は本当に美味しいものが大好きなので、好きだからと刺激の強いものを食べ続けたら舌が辛味に鈍感になりそうですし、何より家庭料理は家族との兼ね合いが一番大切です。
故に、我が家の料理はいつもお隣さんと下の娘に合わせて辛さは控えめです。
牛蒡入りとりつくね棒の柚子七味だれ
小松菜のお浸し
エリンギの煮物
赤蕪の煮物
胡瓜の醤油漬け(市販品)
厚揚げとワカメの味噌汁
白米ご飯2杯
牛蒡を鶏つくねでくるんでフライパンに並べ、柚子皮入りの七味を振りかけて焼いて切り、キャベツをのせた皿の上に盛り付けます。
タレを全体にかけ、好みの風味まで柚子七味を後掛けすると、添えのキャベツも一緒に美味しくいただけます。
自分の分にも同じぐらい柚子七味を振りかけましたが、全体のバランスとして、自分だけならもう少しあってもいいかなというぐらいでした。
お隣さんにはこれで十分な辛さだったはずです。
下の娘の分は七味を全く振らず、同じフライパンで作って風味だけ纏わせました。辛いのがとても苦手な人にはそのぐらいが丁度良いところです。