お正月にうっかり残った食べ物はありません。お客が来る家の場合は振る舞う
ために多く準備しますからそうはいかないと思います。客が来ると残り物が
どうしても出ます。先日親戚の家でいただいた残り物がありました。
すき焼きの残り。ほぼ汁だけ。残飯整理は我が家の役目?というわけでもない
のですが、我が家が貧乏なのをよく知っているのでくださるのです。
当然、「もったいない精神」でありがたくいただいて帰って来ました。
予想通り、貧乏我が家は牛肉は滅多に手が出ないのですが、この汁は牛肉味。
牛肉エキスたっぷり。嬉しいけれど、肉無しでも溶けだしたプリン体たっぷり。
ということでプリン体が少なめのタンパク質でと思って、肉豆腐にしようと
思ったのですが、豆腐だけではお隣さんは寂しかろうと、地元の伝統食材
角麩も入れて、水菜も入れて……すき煮風ですね。
豆腐と角麩のすき煮風
ジャガイモのごまだれかけ
グリンピースの和え物
パプリカのマリネ
糠漬け
ワカメと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
汁が残らぬように、水分を増やさぬように。まずお隣お一人分を煮ました。
お隣さんにお出しした後、残りの更に中途半端な状態をどうするか。
下の娘はすき焼きの豆腐があまり好きではないらしいので、豆腐は却下。
思い切って出汁を入れてゆでうどんを入れました。こちらは痛痛ケアの必要が
ありませんからね。
コテコテの汁が鰹出汁で丁度良く薄くなり、醤油を少し足したらできあがり。
肉無し肉うどん。
これできれいに使い切りました。
くださった方のご厚意の賜物。一食助かりました。