めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

屑野菜と漬物のピリ辛炒め

ミルフィーユ鍋と呼ばれる料理をテレビで紹介しているのを見たのは

もう20年ぐらい前だと思います。そのネーミングで当時爆発的に流行して、

真似して紹介する雑誌などが出て、今では珍しくもなくなりました。

私の中ではその10年前ぐらいから定番料理でしたが、当時はパソコンも無い

時代。一般人が料理を外に発信するということはあり得ませんでした。

中華料理に金華ハムを挟む蒸し料理があるのを知って、日本のハムじゃ

美味しくないだろうと思って、豚肉で作ったのが最初だと記憶しています。

白菜を大胆に輪切りにして、豚薄切り肉を葉の間に詰めて水分を入れずに

蓋をしてじっくり蒸し煮にします。皆さんポン酢がお手軽で良いようです。

我が家はポン酢を買わないので、味はその時々でまちまちです。

メインは定番のこれですが、紹介したいのは小皿の一品。真ん中のお皿です。

屑野菜と漬物のピリ辛炒め

屑野菜と漬物のピリ辛炒め

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屑野菜と漬物のピリ辛炒め
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蕪の茎、大根の皮、キャベツの外葉など、なんでもOK。

葉物野菜の浅漬けが浅漬けじゃなくなってしまった時に作ります。

完全に処分品でのリメイク料理。

酸っぱくなった漬物とその時々にある野菜や屑野菜を入れて炒めます。

辛みは豆板醤、コチュジャン、唐辛子、七味などから選択。それぞれに風味が

違って楽しめます。味醂、醤油などで味付け。炒めて少し飛ぶ酸味が程よく

残る程度に味醂を加える感じですね。最後にごま油をかけて和えますから、

最初は油少なめに。香りが欲しいので、ごま油は炒めるためではなく

和えるために使います。そんなほんの僅かなことで味が違ってくるのが料理。

キムチがあれば入れると風味が増しますが、反面、酸味が強くなりますから、

酸っぱい味が苦手の人は避けたほうが良いです。

この白菜の蒸し物も、屑野菜の炒め物もいかにも私流な感じがします。

というのも、エコ、節約のために食材を無駄にしないように、無い食材を

買い足すことなく、その時にその場にあるもので工夫するというのが

私の基本のやり方なのです。何十年もそうしてきたからこその創作料理、

「めのキッチンの美味しい生活」となるわけです。

心に美味しく、体に美味しく、家計に美味しく、環境にも美味しい。

それが家庭料理の醍醐味だと思っています。