めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

チャーシュー風煮豚

チャーシュー。自分で作りたいけれど、正式に本格的にはちょっと……。

で、これも私の括りのなかでは「風」の付いたなんちゃって料理です。

ただの煮豚だけど、食べた味と食感はチャーシュー。

プリン体を減らすにはバラ肉。それももっと脂肪たっぷりのバラ肉を選ぶべき。

そうは言っても、実は脂っこいものが子どもの頃から苦手な私。

お隣さんのように元々、こってりガッツリジュワジュワ脂肪が大好きな人用の

料理には付き合えない。それでつい嫌がる鶏むね肉や豚もも肉などを使って、

結果として私自身に食べさせてもらえないのに、不毛な努力をした時期が

ありました。どのみち食べられないのなら、脂肪の多いところを使うように

心がけていたら、もしかして痛風発症しなかった……?? なんてことは多分

無いでしょうけれど、発症が少し遅くなったのではと思いますね。

今はお隣さんの許可無く、好き勝手に一人前食べても怒られないので、長年の

タンパク質不足による体調不良を改善、健康維持のために、自分が食べられる

程度の脂肪に留めたいのが私の本音です。

お隣さんは控えたい、私は人並みまでに増やしたいプリン体の塊なタンパク質。

間を取って、ほどほどの脂肪、ほどほどの赤身のバラ肉。

チャーシュー風煮豚

チャーシュー風煮豚

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チャーシュー風煮豚
玉葱のニンニク味噌のせ
きんぴら牛蒡
小松菜のごまだれかけ
南瓜の煮物
糠漬け
ヒジキと豆腐のしんじょの吸い物
白米ご飯2杯

 

赤味が多いのでお隣さんとしての量は発症前と比べると激減していますが、

減らした量でも私と娘には十分な一人前。

つまり、この飽食の時代というか栄養十分に摂れる時代に、一人前以上食べて

栄養過多になるのは不健康ですし、成人病系にしろ、何にしろ、病気の原因。

肉の量はそれでいいとして、玉葱半分輪切りを丸蒸し(プリン体の含まれる

出汁で煮ない)して、気分はガッツリ演出のニンニク味噌で食べていただき、

汁物をおかずにもなるように作ることで寂しくないメニューに。

タンパク質は肉と豆腐と豆腐の繋ぎに使った卵。

プリン体は卵以外、すべての食材に含まれていますが、プリン体が煮出された

出汁を減らし、プリン体入り調味料たっぷりで旨味が凝縮した肉料理の量を

控えめにすることで、ちゃんとした痛風ケア食になります。

ケア食だからって身構えて、あれもダメ、これもダメと思わなくとも、

ちょっとした気遣い程度の工夫で、家庭のケア食は案外成り立つものです。