アンチョビ。時々食べたくなります。
時々、日本のお店でピザにそのままのせているのを見ましたが、好みではありません。
塩のきついものは苦手なもので、そのまま食べようとは思わないのです。
イタリアではソースによく使われる材料ですね。ピザも具というよりソースやほんの
少しのアクセントに使われる気がしますが、本場でアンチョビを使ったピザを食べた
ことがなくて、なんとも言えません。
私にとってのアンチョビは、オイル、トマト、クリームのどのソースにもよく合う
風味付けです。塩の代わりに使う感じですね。
「うわ~、しょっぱー」
「潰して混ぜて食べてよ~」
「そういうことは先に言って」
ソースに混ぜる内の2切を混ぜないで飾りに使いました。娘はアンチョビと思わないで
口に入れてしまったようです。
娘はいつもの手作りの塩味の少ないオイルサーディンと間違えたのでしょう。
オイルサーディンのピザ やオイルサーディンのライスサラダ等と。
言われてみれば、オイルサーディンはよく作るものですが、アンチョビはあまり
使わない上にペーストを使うことも多かったです。
見ためを重視すると、こういう失敗もありますね。
少し見慣れていれば間違えることはないので、たまにはちゃんと食べさせないと
いけませんね。できる限り、いろいろな食材を経験させてやりたいものです。
さて、お味は……美味です。
玉葱をじっくり焦がさぬように炒めて、クリームソースを作ってアンチョビ、チーズ。
仕上げのレモン。アルデンテのスパゲッティーニを和えて……もうたまりませんね。
トッピングのレモンとアンチョビでアクセントをつけながらいただきました。