めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

厚揚げの味噌ケチャップ田楽

現代社会ではアレルギーも増え、制限食を必要としている方は意外に多いです。

誰もが美味しい生活がおくれますように。僅かでも参考になりますように。

そう願って、プリン体制限の必要な痛風ケア料理を続けています。

食事制限は毎日きちんとが基本でしょうが、病院ならともかく、日常生活の

中で栄養士でもない人が作るのですから、完全にきちんとはできません。

推奨されない食事の状況になることは生活の中では多々あります。

一日で調節するというのではなく、一週間通して様子を見ながら生活しましょう。

「食べ過ぎの日があれば、減らし過ぎの日を入れればいい」のです。

厚揚げの味噌ケチャップ田楽

厚揚げの味噌ケチャップ田楽

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厚揚げの味噌ケチャップ田楽
チンゲン菜の挽肉のせ
オクラと竹輪とトマトのサラダ
水菜のニンニクドレッシング
まだか漬け(いただきもの)
小松菜の味噌汁
白米ご飯2杯

 

こんな感じですね。

厚揚げを串に刺すことで見た目のボリューム感を出します。

味を濃い目にして、ご飯がすすむようにします。

注意するのは味付けにプリン体を大量に使わないことですね。

赤味噌があまりお好きじゃないお隣さんは赤味噌だれは嫌がりますが、

普通に作るのではなく、もっと手抜きで出汁(プリン体)も何も入れず、

味噌とケチャップ(これらもプリン体は含まれますが)をそのまま混ぜて

甘みを足せば普通に食べてしまいます。味がまろやかになればOKの人。

味噌だれは味が濃いですから、少しでご飯をたくさん食べられます。

気休めのためにチンゲン菜にひき肉だれ。

水菜にはお隣さんのお好きなニンニクを使って(女子は食べません)。

トマトとオクラには少し竹輪を混ぜて。

味のアクセントのためにスパイスやタンパク質を少しずつ使うだけで

実際より「野菜ばかり」というイメージを脱することができます。

イメージ、気分、満腹感……そういう気持ちの部分は制限食の場合、大変

重要になって来ます。

本人が「ケア食は不味い、物足らない」と感じることを数度繰りかえすと、

脳にそれがすり込まれ、いつもそんな気分で何を食べてもケア食というだけで

いやいや食べ、不満足な気持ちを増幅させてしまいます。そうなると、

制限食を長く続けるのは本人も作る人にとっても苦痛になってしまいます。

「これを食べなさい」「こんな不味いもの食えるか」

「体のためでしょ」「うるさい」等々……。

ケア中には口に出さずとも心の中でそんな会話がなされがち。

食事をめぐってのこういう会話は家族全員不健康になりますね。

食べる側に「美味しくてお腹いっぱい」という気分になってもらうには、

作る側の勉強と工夫、労力が必要。

制限の中であってもいかに美味しく作るかが後の快適さへの分かれ道。

作る側は正直なところ、投げ出したくなるほど大変な時期があります。

分かれ道で見た目が悪路でも先に光があるほうを選べるかどうか。

選択の時、制限食を作る人と食べる人の互いの相手を思う気持ちが決め手。

ですから、制限食作りの大変さの我慢、食べる食事の味や量の我慢、

弱音を吐く我慢もある程度自分を律することは必要ですが、

相手への優しさや気遣いを失うほどの我慢や無理な頑張りは禁物です。

細く長く続けるために、気持ちを楽に、時には手抜きして、毒も吐いて、

相手に感謝して、自分を褒めて……一週間で半歩ずつで十分ですから、

より良い方へと進みたいものですね。