当初の厳しい通風ケア料理の頃は、煮魚ですら下茹でしました。
生魚を下茹ですすなんて生れて初めてのことでした。
「質より量」というタイプの人でなければ、できれば避けたい生魚の下茹で。
プリン体が減る以外にメリットはなく、臭みが出るし、身は崩れやすいし、
旨味はプリン体とともに失われるし、それに…と、まあデメリットばかり。
「量より質」を選んで、普通に近い調理法のほうが良いです。
サゴシの煮物
小松菜の人参おろしだれ
牛蒡サラダ
アカモクの酢の物
レッドキャベツロールサラダ
オクラの煮浸し
豆腐と油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
蒸したかのようにふんわりとたように仕上げたサゴシの上品な身。
その白い身をほぐして、濃すぎない味付けの煮汁に少しつけてお口へ…。
たまりませんね。
普通程度のお食事量の人であれば、「量より質」の選択は苦しくないです。
普通程度に一切れぐらいはOKです。
ただし、プリン体が染み出した煮汁を煮絡めるのはお勧めしません。
煮凝りなんてとんでもない!ので、それは我慢をお願いします。
メインを普通に食べるなら、ほかの小皿料理は野菜や海藻でまとめますが、
小皿、小鉢などに少しずつプリン体の多い物が使われていると、合わせて
それなりの量になり、知らぬ間にプリン体の摂り過ぎに…。
味噌汁の出汁も危険なので、出汁は控えめ、野菜の茹で汁で旨味を補います。
このブログは茹で野菜が多いなと思われていた方はピンと来たことでしょう。
この日は、小松菜とレッドキャベツの茹で汁が味噌汁に使われています。