冷たくしたうどん。お店では「ころうどん」とメニューに書いてあります。
昔はうどん屋さんのメニューには「かけ」か「ざる」しかなかった記憶です。
そのうち「温かいのと冷たいののどちらに?」と聞かれるようになり、
いつしか「ころ」という名前でメニューに載るようになりました。
「ころうどん」風が時代とともに徐々に広まったのでしょうね。
名古屋発祥と言われるそうで、「香露」と書き、開発した有名店が
現在は岐阜県に残っているそうです。
先日娘が頂いてきた青海苔の佃煮の第一弾は青海苔風味の親子丼にしました。
今度はうどんに。
名古屋の「香露」は鰹節を利かせた濃い出汁と溜まり醤油が本来ですが、
青海苔の風味を生かしたいので名古屋風の出汁に白醤油のつゆです。
茹でたうどんのぬめりを落としてきゅっと絞めて、ころつゆをかけ、
青海苔の佃煮をのせました。
手前完成品、奥のように混ぜていただきました。
雨が降り続いて、じっとしていればいいけれど、少し動くと汗がでます。
鬱々としそうなここ数日の気分を、爽やかな料理で晴らしたいですね。