めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

丸ごと蕪と鶏手羽元の煮物

圧力鍋を手に入れたのは6年ほど前だった気がします。

厚くてしっかりしていて重いのですが、そんなに使っているようには

全く見えません。これはまだまだ長持ちしそうです。

火通りも万全。魚の骨も全く問題なしです。

子どもの頃は長時間煮込んで作っていたものを、結婚後は保温調理を

覚えて、仕事に行く前に作って保温状態にして帰宅後に仕上げなど

工夫していましたが、保温するには煮汁がある程度必要で、それを

煮詰めるのにまた時間も光熱費もかかります。

保温調理はカレーなど多めの汁ごと食べるものに向いていますね。

調理法にも向き不向きがあって、好みで使い分けが必要です。

圧力鍋なら煮汁少なめで、丸ごと煮るタイプがいいです。

丸ごと蕪と手羽元の煮物

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薄味で芯まで火が通ります。

普通の鍋なら柔らかい蕪と硬い骨付き肉…時間差でかなり煮込まなくては…。

でも、圧力鍋にも問題があります。

柔らかくなりすぎてしまうこと。

さらに、痛風ケアにとっては栄養と旨味が丸ごと逃げないという利点が

プリン体が減りづらい上に煮汁にたっぷり濃く染み出すという大きな欠点に。

それで、敢えて骨付き肉を使っています。

まずは下茹でのために1回圧力鍋茹でます。

茹で汁はとても美味しいチキンスープストック(プリン体とコラーゲン)

ですから、捨てずにアクと脂を取り、女子用のご飯に使えるようにします。

骨付き肉は下茹でしても大きさも旨味もまだ残りますので、茹でた肉と

蕪を切らずに丸ごと入れて、調味料とともに再度圧力鍋。

2回かけても30分ぐらいです。人参も丸ごと入れて、盛り付け時に切って。

箸ですっと切り分けられる蕪と、箸で骨から剥がすことができる肉。

どちらも芯まで味が染みています。

圧力鍋、さまさまの料理です。