めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

尿酸値改善に至るまでの経緯 2

痛風発症のポイント6のためにと思っても、話し合いができない場合。

食材全部を下茹でするのです。揚げ物、煮物、焼き物すべて下茹で。

肉も野菜も魚も豆腐だって全部下茹でしてから調理。

刺身など生ものは減らし、魚卵と貝は使わない。これでセーフ。

では、昨日のつづきに行きましょう。

 

今振り返れば、この頃私は既に限界を越えていたのです。
私が辛かったのはケア料理ではなく行動制限を伴う精神的暴力。
家に閉じ込められ、他者や社会との接触を絶たれたこと。
好きなことを禁じられ、嫌なことを強要され、すべてが許可制。
買い物も病院もどこへでもぴったり監視について来られる生活。
感情を殺して、自分から眼を逸らして抜け殻になっていました。
今でも料理を含めた家事全般と家族の世話、家に居ること自体が
異常にストレスになるのはここに原因がありますね。

当時は、ほかに何一つ能動的にさせてもらえることが無く、ただ
狂ったようにケア料理に没頭する毎日でした。
そこへ認知の介護と子どもの思春期的な荒れがやってきて、さすがに
全部を上手くこなせませんでした。
息抜きにこっそり家を出てはすぐ見つかって連れ戻され、監視強化。
失語状態の中、数か月お隣さんに筆談で頼み続けてやっと病院に。
ある日、医師がお隣さんを診察室の外に出してくれて、
一対一で診察してくれたことが最初のきっかけになりました。
その後紆余曲折、DVに反旗を翻し、可能な最大限の譲歩を
直談判で引き出し、転居して今の家庭内別居形態に。
家の中で私の心身の安全が確保されたことで生活は激変しました。
ただし、お隣さんは料理できず、私が作るケア料理は継続。

すると、一緒に食卓を囲まないことの利点が見えてきました。
こんなふうにお隣さんにきっちり一人前が出せるのです。

コトレッタ風牛カツ

コトレッタ風牛カツ

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コトレッタ風牛カツ
添え野菜
ワカメサラダ
南瓜と干しシイタケの煮物
菜花のお浸し
白菜漬け(市販品)
大根と人参のスープ
白米ご飯2杯

コトレッタ風なので肉は2ミリ程度のペラペラ。こうして一食分を
野菜もセットで出されれば食べるか捨てるかの選択しかありません。
余分に肉を食べたくても私の分の皿はありません。

そこで、下茹でを減らす代わりに肉の量を一人前にするという
プリン体の減らし方に変え始めました。
そのほうが美味しいし、作るほうも楽ですからね。
量を減らしても、豆類がメインにされていても、野菜が多くても、
今は直接文句が言えません。
私も恐れることなくケア食を出すことができます。

今もお隣さんは朝昼を今までと同様に好きな物を食べているようです。
一人暮らし的になったことで子どもの手前も関係無くなり、
お酒やスナック菓子なども召し上がっています。
「栄養が足らない」と思い込んでサプリメントも飲むご様子ですが
薬もきっちり継続できない人なので時々だと思います。
それでも発症はしていません。スタイルも生来の型で落ち着いています。

 

人間が生きる上で必要なプリン体の8割は自分の体の中にあり、

食事で補うのは僅か2割程度。その2割がどれほどなのか。

食事で摂取すべきプリン体の量が不明なので、お隣さんが今

栄養不足かどうかも判断しかねます。

それでも、私がやっている程度の食事制限で発症は避けられたのです。

プリン体の過剰摂取を毎日毎日、長期に続けないことが重要なのです。

時々は食べ過ぎたり、飲んだりしてもいいのです。

その前日と翌日に厳しめケアを入れるだけでも変わるはず。

食事は毎日三食、日々の積み重ね。

ケア食も積み重ねですし、不摂生も積み重ねが怖いのだと考えています。

食生活は一週間ぐらいのスパンで見て、全体が整えばよいぐらいの

心持ちで、無理や過度な我慢でストレスを溜めないようにしながら

少しずつ習慣として整えていきたいものだと思います。