めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

痛風発症のポイントについて 3

尿酸値が上がるポイントの4つは食べものの事でした。

別の観点から2つの大きな落とし穴があるような気がしています。

 

ポイント5 サプリメント

サプリメントブームがありました。今でも巷に溢れるサプリメント
「野菜不足」「活力不足」「ビタミン不足」「アミノ酸不足」
どちらかというと現代日本人は栄養過多なほうでしょうに。
「若い頃のように」「若さと美容に」「健康に」
生き物は老化するものですし、年齢なりの健康というものがあります。
若い頃と同じようになどというのは…。
そんな夢のような宣伝文句に釣られて、食事で整えればいいものを
好きな物だけを曝食いし、外食を続ける偏った食生活のせいで
ビタミンが足らない気分になり、サプリメントを飲みます。
一つ手を付けるとズルズルとほかの物も飲み始めます。
血液サラサラになる」「お腹の調子がよくなる」
「脳の老化を防ぐ」「カルシウムを補う」
実は、
「元気が出る」「いつまでも若く」「足腰に効く」タイプなどには、
過剰なカロリーと過剰なプリン体が含まれるものがあります。
宣伝文句や、効果と材料の表示だけで、プリン体の量は見えません。
知らないうちに不要な栄養素を量に摂取してしまうことになります。

 

次のポイントの話に移る前に、例えばどこの家でも出てきそうな

ケア食かどうかもわからない「緩めケア食」のある日の夕食。

鶏唐揚げ定食

鶏唐揚げ定食

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鶏唐揚げ
添え野菜
ジャガイモの人参ドレッシング
南瓜の煮物
モヤシの胡麻和え
沢庵(市販品)
葱とエノキダケの味噌汁
白米ご飯2杯

 

ごく普通の量に見えませんか?

しかし、お隣さんの感覚では唐揚げが少なくて栄養が全然足らない印象。

最後のポイントに行きましょう。

 

ポイント6 「性格や考え方の落とし穴」

自己欲求が強すぎて、自己を律する力が上手く働かないことが多い人、
我儘な人は食事制限に向いているとは言えません。
「我慢」が大きなストレスになってしまうタイプは我慢ができません。
普段から体調管理、食事管理ができない意志の弱さは問題になります。
これはお隣さんが少し特殊かもしれませんが、食欲を抑えられない、
ストレス食い状態、飲み会の誘いを断れない、酒を我慢できないなども
結果的に行動が同じになってしまうことがあるでしょう。
思い込みが強くて頑固なのも大問題です。
家族の指摘は耳に入れず、事実を客観視せず、自分が正しいと妄信。
痛みが無くなればもう完治した気分でその後は自重できません。


お隣さんの場合、

ポイント全部の合わせ技で成人病系の病気予備軍間違いなし。

プリン体を云々言う以前に、まずは食べ過ぎ(カロリー摂りすぎ)を

何とかすべきでした。

これができなかったのはポイント6のせい。

プリン体を排出しにくい体質」「食欲を抑えられないこと」

に加えて「自己中心的で頑固な性格」

お隣さんが痛風になったのはある意味当たり前だったと考えられます。